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人生は仕事だけじゃない私が私らしくいられる大切な時間をご紹介します。

ワタシジカン「仕事の合間、今日も家の周りを散歩する。」

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 私の仕事はYouTubeなどの動画を作ることで、主に家でパソコンに向かって作業をしている。仕事で煮詰まったり、息抜きをしたいと思ったときは、いつもこうして外に出て気分転換をしているのだ。

 

玄関の扉を開ければ、一面の大自然と澄んだ空気が煮詰まった空気を一掃してくれる。外の空気を感じるだけでも十分仕事のリフレッシュにはなるのだが、やはり散歩は欠かせない。なぜなら、毎度外に出るたびに新しい発見や小さな変化を見つけられるからだ。

 

田舎の景色は変わらなくて面白くないと思う人もいるかもしれないが、昨日は何もなかったところに新しく芽が出ていたり、たまに見たこともないような虫に出会ったりすることもある。

 

そんな小さな発見が楽しくて、仕事の息抜きには必ず家の周りの「まちがいさがし」に出かけるのだ。コンクリートに囲まれて生まれ育った大阪出身の私にとっては、とても贅沢で穏やかな時間を島根に来てから感じられるようになった。


 そもそも私が島根へ移住しようと思ったのは、田舎暮らしがしたいからという理由だった。中学高校大学の10年間は山の上の学校で過ごし、自然のフレッシュな空気を味わいたくてわざわざ奈良や和歌山へ神社仏閣巡りへ行くほどだった。そんな学生時代から自然の中にいることが好きだったので、老後は絶対田舎暮らしでゆっくりしようと決めていた。


 それから就職して約2年が経った頃に新型コロナウイルスが流行し、人の数が少なく空気が綺麗な田舎の方が安心して暮らせるのではと思い、当時の人脈で一番田舎に住んでいた友人が住む、島根で田舎暮らしをしようと決めた。この時は人生の一大決心で不安だったが、今では大正解だったと思う。


 そんなこんなで、今日も集中が切れたらすぐ散歩へ向かう。朝は水桶にカエルが3匹半身浴をしていたが、まだ同じ場所にいるかな、なんて考えながら。

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