その会社の経営者の姿。
佐藤毅史氏
木次乳業有限会社
そこに暮らし、共に生きる100年の会社に繋げていくために

60年という長きにわたり、皆さんをはじめOBの方々のおかげで、この会社が60年 続いてきたことに、まずは感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
この、60年続いた会社を、次の100年の会社に繋げていく ために、これから皆さんにご協力をいただきながら、社業を 邁進してまいりたいと思っております。
弊社の経営理念のお話をさせていただきます。
《 木次乳業 経営理念》
すこやかな暮らしとともに
《木次乳業 使命》
社員のために地域のために 生産者のために
お客様のために 子供たちの未来のために
《木次乳業 事業形態》
未来と地域のために貢献する暮らし提案型メーカー
《経営理念》は、 以前に前社長から発表されたものです。 経営理念は、事業経営を行なうにあたり基本的なありかた を表明したもので、 企業の目的は何なのか、何のために経営 を行なうのか、どんな会社を目指していくのか、ということを 明確に述べたものです。弊社は今後、この経営理念を念頭に置きながら、 事業活動 を進めてまいりたいと考えております。
創業者の佐藤忠吉は、名刺の肩書きに 『百姓』 と明記してお りました。社長である時も、相談役である時も、役職を持ちな がら、『百姓』という肩書きを外すことはありませんでした。
百姓というのは、農業をはじめとした、 あらゆる知識や技術を以って、家族や村の人たちのすこやかな暮らしを支える存在です。皆さんは、 木次乳業のことを、 『牛乳屋』 と思われ ている方が多いのではないかと思います。 しかし、私たちは 『牛乳屋』にとどまることなく、様々なことを通して、 すこやか な暮らしづくりに貢献できる企業になるという思いが、 この 《経営理念》に込められております。
「さまざまな人たちの、 すこやかな暮らしをつくる」ことを、 《使命》とさせていただいております。
まず、身近な人たちがすこやかにならなければ、 子供たちの 未来に希望は持てないと思います。
すこやかな暮らしをつくり出すために、私たちにできることが あれば、 『牛乳』 や 『食』 にこだわることなく、取り組んでいく 会社にしたいと思います。そのためには、まず、皆さんの身近な方、 家族、 そして、 一緒に 働く同僚の、 すこやかな暮らしを願いながら、 生活や仕事を していただければと思います。そんな、お互いを思い合える会社になるよう、皆さんと一緒 に頑張ってまいりたいと思います。
私はまだ、会社の代表としては未熟ですが、皆さんにご協力 いただき、支え合いながら、この木次乳業が、 すこやかな暮 らしを実現できる会社として成長できればと思っております ので、どうぞよろしくお願い申し上げます。